脊椎圧迫骨折について

お疲れ様です。 kiteibuです 今日も臨床に役立つ知識を共有出来ればと思います。 胸腰椎圧迫骨折についてです。高齢者に多い怪我ですよね。 こちらを運動器のなぜがわかる臨床解剖学より引用させて頂き、書いていきたいと思います。 圧迫骨折とは椎体の前方…

筋膜性疼痛症候群について

お疲れ様です。kiteibuです。 今日もMPSについて書いていきたいと思います。 MPSの症状です。 筋は十分に緩んだ伸張位から短縮することで筋力を発揮しますが、TPは短縮したまま硬くなり伸張性が低下するので ①可動域制限 可動域制限を無理に伸ばそうとする際…

筋膜性疼痛症候群 MPS について

お疲れ様です。kiteibuです。 筋膜性疼痛症候群 MPS のことをご存知でしょうか? 聞き慣れない方もいると思いますので、解説していきたいと思います。 なお、参考文献は臨床スポーツ医学2018年5月号筋膜への徒手医学療法とアスリートへのアプローチ から引用…

アキレス腱障害について③

おはようございます。kiteibuです。 今日も臨床スポーツ医学から学んだことを書いていきます。 アキレス腱障害に対する主な保存療法のエビデンス が載っています 1.エクササイズ A 2.患者教育 B 3.ストレッチング C 4.徒手療法 F 5.インソール D 6.テーピン…

アキレス腱障害について②

おはようございます。今回も臨床スポーツ医学から アキレス腱障害についてです。 解剖の続きですが、踵骨後面はアキレス腱の付着部となっていますが上、中、下に三分割することができます。 ① 上 アキレス腱は付着しない 踵骨後部滑液包の前壁形成 (表面は線…

今後について

お疲れ様です。 kiteibuです。 私ごとではありますが、2年後の4〜5月に開業します。臨床的な話と別進行でその話を書いていきたいと思います。 まず、なぜ開業したいかという話ですが、私には夢が2つあります。 1つは予防介護事業をして町の健康寿命を上げる…

アキレス腱障害について

今回からは、非常に面白い本があったので何回になるかわかりませんが内容を紹介したいと思います。 アキレス腱障害についてですね。 まず、解剖から 下腿三頭筋は筋線維と腱膜が三次元的に重なり合う複雑な構造をしています。 内側頭は半羽状構造 外側頭は羽…

胸郭出口症候群

お疲れ様です。kiteibuです。 先週の続きで胸郭出口症候群です。 では、イカリ肩となで肩の特徴です。 ①イカリ肩(圧迫力)→ 斜角筋症候群多い 鎖骨 挙上 肩甲骨 上方回旋 内転位 胸椎 伸展 肋骨 挙上位 になります。 重力によって、上肢と肩甲帯が下がるのに…

胸郭出口症候群

最近見る機会が多いので、、 胸郭出口症候群は施術がハマれば、一回で結構改善する印象でしたので見方などアウトプット出来ればと思います。 まず 腕神経叢と鎖骨下動脈は ①前斜角筋と中斜角筋の間(斜角筋症候群) ②肋骨と鎖骨の間(肋鎖症候群) ③小胸筋下層(…

神経根症と脊髄症について 頚椎を例に

お疲れ様です。kiteibuです。 神経根症と脊髄症の見分けかたなどを解説していきたいと思います。 神経根症と脊髄症って実際病院に勤めていると結構な頻度で来院されます。 そこの見極め方を書いていきたいと思います。 まず頚椎に関しては、ヘルニアや狭窄症…

肘部管症候群の施術

こんにちは、kiteibuです。 今日は肘部管症候群についてです。 今ちょうど私がみている患者で、肘部管症候群の方がいて、どんなところにアプローチしているか紹介したいと思います。 肘部管症候群とは (解剖) 尺骨神経は上腕で内側筋間中隔の背側を遠位に走…

前脛腓靭帯損傷について

お疲れ様でございます。 kiteibuです。 東北は今日16℃ですよ。いや〜寒い 今日は前脛腓靭帯損傷ですが、意外といませんか? そして結構痛みが長引く印象。 最初に言っておくと、前脛腓靭帯損傷はポイントは腓骨になります。 こちらは柔整の運動学の教科書の…

オススメの本 病態把握編

お疲れ様です。kiteibuです 皆様、積み重ねていますでしょうか? 個人的にはですが、1〜3年目くらいは治療技術というよりかは、病態把握の能力をつけることが大事だと思っています。 そこのインフラを整えてから、治療技術を学んだり、手技のセミナーなどに…

休憩

私の失敗体験 患者に干渉波つけるときに、ボリューム間違えてガチ切れされてしまった 患者に物理療法で火傷を負わせた コードをしまわずに患者を転倒させた 急性腰痛を悪化させたそしてあとで電話きた そして院長に謝らせた 人の悪口ばっかり言ってた 治らな…

筋膜について③

筋膜治療によって起こる体の反応についてのまとめです。 筋膜治療の目的としては ヒアルロン酸の粘性を戻してベトベトになっているものをスベスベにする事が目的になります ↓ それには温度の関係が重要で34°~40°程度でゲル状からゾル状になると言われて…

筋膜について② 解剖、生理学

筋膜について② まず深筋膜には受容器が多いです 1. 筋受容器 ①筋紡錘 筋周膜に存在しています 筋を収縮させる入力出したり、筋が伸びすぎないようにしている受容器です。 ex)重いものを急に手にのせると、肘が伸びきらないように筋を収縮させるなど そして…

筋膜について 解剖①

筋膜についてですが、まず筋膜には種類があります。 ①筋内膜 ②筋周膜 ③筋外膜 ④深筋膜 ⑤浅筋膜 そして皮下組織、真皮、皮膚と続く 次に筋膜自体の構造です 基質 → コラーゲン (伸縮性乏しく 革のベルトのようなもの) → エラスチン (伸縮性があり筋肉の収…

筋膜についての前段

筋膜についてになりますが今日は前段ということで書いていきます。 実は私は筋膜について勉強したのは最近の話で、それまではいわゆる筋に対してアプローチをしていました。 ただその筋施術だけだと、患者はその日はある程度良くなるか、若しくはあまり変わ…

椎間関節性腰痛②

では今回は治療についてです。 こちらもまず疼痛を軽減、消失させる手技がマリガンになります。 棘突起に手掌を当て、後屈をしてもらいます。その際に疼痛が消失すれば成功です。 それを15回程度繰り返します。 マリガンの手技は痛みが出ないことが前提の手…

椎間関節性腰痛

本日は腰椎椎間関節性腰痛について書いていきます。 まず椎間関節の機能解剖ですが ①過剰な椎間の動きを制御 腰椎の全圧縮荷重の18%を受けるとされる。 前屈、後屈の状態により全荷重の0〜33%に変化 回旋荷重に対しては椎間関節(2つ)が約40%の荷重を分担との…

椎間板腰痛②

今日は椎間板性腰痛に対するマリガンコンセプトについて書いていければと思います。 マリガンとはなにかというと、 ニュージーランドの理学療法士のマリガン先生があみだした徒手療法で、様々な手技がありますが特に私が良く使用しているのは、患者の自動の…

椎間板性腰痛①

まず、この度の豪雨で被災された方々にご見舞い申し上げます。一日でも早い復興、平穏な生活に戻られるようお祈り致します。 おはようございます。 朝、人よりも早く出勤して、朝活で記事を投稿しております。 腰痛ってたくさんの種類がありますよね、、 厚…

外脛骨障害について

お疲れ様です。kiteibuです。 今日は外脛骨障害、、について 外脛骨障害って結構多いですよね、、 その病態を解説していきます まず外脛骨とは、標準整形外科によると、、 舟状骨内側に位置する過剰骨で約15%の人に存在する。 発症は女性にやや多く、運動量…

腰椎分離症③

本日は、腰椎分離症のリハビリについて書いていきたいと思います。 おさらいをすると、腰椎分離部は関節突起間部の疲労骨折で、その関節突起間部にかかるストレスが大きい動きというのが、、 伸展と回旋、、でした。 なのでリハビリでみていかなければならな…

腰椎分離症について②

お疲れ様です。kiteibuです 今回は腰椎分離症の病期による痛みの違い、固定の違いについて書いていこうと思います 考え方としては、骨折の痛みなのか、そうではないのか、だと思います。 では、復帰を目指すスポーツ整形外科より引用させていただくと、 初期…

腰椎分離症について

はじめまして、kiteibu と申します。 私は柔道整復師で岩手県に住んでおります。板橋区の整形外科で学んだことや施術について発信できればと思います。 まず腰椎分離症、、標準整形外科では、、 『腰椎椎弓を構成する上・下関節突起の間の関節突起間部の連続…