前脛腓靭帯損傷について

お疲れ様でございます。

kiteibuです。

 

東北は今日16℃ですよ。いや〜寒い

 

今日は前脛腓靭帯損傷ですが、意外といませんか?

そして結構痛みが長引く印象。

 

最初に言っておくと、前脛腓靭帯損傷はポイントは腓骨になります。

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こちらは柔整の運動学の教科書の図ですが、前脛腓靭帯の位置はこんな感じ

 

そして柔整の教科書の図ですが腓骨の動きはこんな感じ

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なので腓骨は

①背屈 外旋し上方へ

②底屈 内旋し下方へ

ただ論文によっては、必ずしもそうではないなど報告があるようですが、一応教科書的にはこんな感じ。

 

なので、

①受傷機序を聞いて、底屈での損傷なのか、背屈での損傷なのかを確かめる

 

②実際に腓骨を底屈した際、背屈した際に腓骨の動きを外旋or内旋アシストして疼痛が軽減、消失するのかどうか確かめる。

 

③普通の足関節プラス、腓骨をアシストした方向にテーピングを貼る

 

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これは腓骨外旋方向にアシストしてるものになります。

腓骨をしっかり寄せて、前脛腓靭帯を密着させるイメージですかね。

 

これで結構患者は楽になるんですよね。

 

前脛腓靭帯損傷は底背屈、腓骨の動きにより、緊張するので足関節自体+腓骨を止めることが治癒を促進する近道ではないでしょうか?

 

ではまた。