オススメの本 病態把握編
お疲れ様です。kiteibuです
皆様、積み重ねていますでしょうか?
個人的にはですが、1〜3年目くらいは治療技術というよりかは、病態把握の能力をつけることが大事だと思っています。
そこのインフラを整えてから、治療技術を学んだり、手技のセミナーなどに行く方が、施術に落とし込みやすい気がしています。
病態把握 → 病態に合った施術
病態把握が出来ていないと施術もトンチンカンになりますよね。
そこで、私が1〜5年目に見ていた本をご紹介していきます。
まず1つ目
工藤慎太郎
運動器疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学
です。
こちらの本はかなりオススメで、疾患ごとの病態が解剖の説明からかなり詳しく載ってあります。
普段遭遇する疾患ばかりなので、こちらはかなり見ましたね。工藤先生はPTなので治療家目線での解説などもあり、大変勉強になりました。
2つ目
宗田 大
復帰をめざすスポーツ整形外科
です。
これは私のバイブルですね。あの宗田先生が監修している本で、Dr.の論文などをベースに編集してあり、スポーツ外傷の疫学、発生、治療などがかなり詳しく載っています。なんというか、現代のスポーツ医学の常識が網羅されている本だと思います。
分離症(西良先生)、シンスプリント(八木先生)FAI(内田先生)のページはめちゃくちゃ見ましたね。
3つ目
整形外科リハビリテーション学会
関節機能解剖学に基づく 整形外科運動療法ナビゲーション 上肢、下肢
これは症例を解剖学的に説明して、実際にどんな治療をしていくのかが書いてある本で、中にはマニアックな症例もあるんですが、後十字靭帯損傷など遭遇することが多い外傷のことも載っています。
リハビリでなかなか成果が出ない時に、ヒントがこれにあるって印象で見ていましたね。
4つ目
宗田 大
膝痛 知る診る治す
これは、1年目にめちゃくちゃ読んでた本ですね。膝蓋下脂肪体のことや膝の見方がほぼ全て載っているのではないでしょうか。
これは、、自分的にエモいやつです。
使い方あってる?
まだあるんですが今日はこれくらいで。
今日紹介した本って病院でみんなで勉強するためにそれぞれ個人でお金払って買った本なんですよね。
病院のスタッフは1人1冊ずつこの本達を持ってるみたいな。当時は結構な出費だったので、ちょっときつかったですけど、多分こういう感じで半強制されなきゃ買ってなかったと思います。
今となっては自分の知識として定着してるので、本当に病院に感謝です。ありがとうございます。
ではまた。