筋膜についての前段

筋膜についてになりますが今日は前段ということで書いていきます。

 

実は私は筋膜について勉強したのは最近の話で、それまではいわゆる筋に対してアプローチをしていました。

ただその筋施術だけだと、患者はその日はある程度良くなるか、若しくはあまり変わらないこともありました。そして何か別の問題があるのではないかと思い、施術法を模索していました。そしてたくさんの本を手にとる中で、理学療法士さんの動画や書籍をみることが多くなりました。そして思ったのはやはり痛みの捉え方というか、施術に対する考え方、治し方が違うなと感じました。(私の施術と比べて)

理学療法士はやはり局所というよりは全身にアプローチをしている方が多い印象で(首が痛い → 姿勢や重心に対してなど)今まであまりそのような見方をしてない私にとってはかなり勉強になりました。

ただ、理学療法士の知り合いがいない私は、書籍や動画などで知識を得るしかありませんでした。

 

色々みて思ったのは、施術の方法がわかっていても実際に適応の病態に施術を落とし込めないとあまり成果が出ないということで、病院時代に恩師の先生達から言われた意味が身に染みてその時思いました。病態把握が大事だと。

 

ただ、病院で勤務していたこともあってか、病態把握の能力はある程度身についていたので、書籍の内容を理解するのはそんなに難しくありませんでした。

 

そしてたくさんの徒手療法があるなかで、実際患者に対して行ってみて効果があると感じた、

骨格に対する施術(マリガンなど)

筋膜に対する施術をメインで行うことにしました。

もちろん病態に応じて適した施術方法がある場合はそちらを選択しますが、、、

ex)IPF痛 TPSなど

 

ただ、そうしたことで患者の満足度は高くなり、成果を上げることができていると実感しているのは事実ですし、特に他の治療院で改善しなかった患者に対しては良くなる可能性が高いと感じています。(多くの治療院は局所的な治療がメインになっている(自分もそうでした。) → 変化なし、その時良くなっても戻る → 考えとしては、結果としてそこに痛みが出ていて、原因の治療が出来てない → 原因を見つけてあげて施術することで結果の痛みを出さないようにする。

ex)筋膜にはつながっているライン があるので、首が痛い 過去の足関節捻挫により筋膜の癒着があり、首の施術と合わせて足関節の施術したところ、首の痛みが長期的に改善)

ただ筋膜はなかなか難しい分野で教科書や文献をみても頭に入って来ないという方も多いと思います。

私もその1人でしたし、まだ完全には理解してないところもありますが、自分の知識をアウトプットしていければと思います。

 

 

 

ということで来週書きます!

ではまた。