椎間関節性腰痛②

では今回は治療についてです。

 

こちらもまず疼痛を軽減、消失させる手技がマリガンになります。

 

棘突起に手掌を当て、後屈をしてもらいます。その際に疼痛が消失すれば成功です。

それを15回程度繰り返します。

マリガンの手技は痛みが出ないことが前提の手技になりますので、疼痛が出ているということはポイントが違うということになりますので注意です。

 

なぜ疼痛が消失するのか

これは棘突起に手掌を当てて、後屈した際に椎間関節が拡大します。

本来関節面がインピンジしていたところの位置を正しい位置に戻すようなイメージです。

 

そして何より、これが椎間関節痛なのかと微妙な時にマリガンを行って疼痛が消失すれば、椎間関節痛と自分の中でジャッジが可能だと思いますので便利な徒手療法だと思います。

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マリガン後、疼痛が無い状態でテーピングやベルトを使用するとかなり効果がありました。

あとは私は腰椎骨盤リズムに注目したり、骨盤の動きが筋などによって止められている場合などは、緊張している筋や癒着を起こしている筋膜にアプローチしてます。

 

次回は筋膜について書きたいと思います。

ではまた。

 

参考文献

マリガンマニュアルセラピー